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2024.6.25

2024年6月14日、地爪ケアクリニックサロン代々木店にて形成外科医・寺部雄太医師に地爪ケアクリニックサロンの施術を体験していただきました。

施術後、寺部医師に下記の通りコメントをいただきました。

医療でのフットケアとネイルケアサロンとの区別は昔から言われており、たびたび話題に上がるテーマである。医療では、病的なものを正常に至らすことを目的としている。一方でネイルケアサロンは、より審美に焦点を置いている。と考えていたが、実際はサロンに病的な方が来店されることも少なくはないとのことである。これは間違いなく(指導を含めて)フットケアをきちんとできる医療機関が少ないことが背景にある。
実際、サロンでのケアは、サービス力、技術やデバイスが医療より整っている。一方で、コストおよび一部の医療機器デバイスを使用できる点が、医療の優位であると考える(ただし正直コストだけと考えている)。
話を戻すと、医療機関ではなくネイルケアサロンに足を運ぶ客は、身近にフットケアを行える医療機関がない、そもそも医療機関でネイルケアをできることを知らないなどが挙げられる。いずれにしても病的な爪をもつ客がネイルケアサロンに行く場合の対応が難しいようである。その際に医療機関に行ってもらうにも行き先はなく、ネイルケアサロンでどの程度まで施術を行なって良いかの判断は厳しい。
将来を見据えると、ネイルケアサロンと医療機関の関わり方をもっと詰めていくことが重要と考えられる。

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